CASE 市場分析人財育成プロジェクト 株式会社ポプラ社様

読書離れと叫ばれ久しい出版業界。「こどもと昔こどもだったすべての人の健全な心の成長」を願い、
70年以上にわたり児童書を中心に読者に届けてきたポプラ社。
今年度より、市場を敏感に読み取るため、熱意あるメンバーを集め市場分析チームを作った。
しかし、実務経験が乏しく、ベースアップが喫緊の課題だった。そこで、事業目標に合わせてカスタマイズする、体系的/実務的なソリューションを提供するパートナーを探していた

ABSTRACT プロジェクトの概要

  • 半年後のチームとしてのゴールと、メンバー個人の目標を可視化するワークショップを開催
  • IT/データ分析/マーケティング分野の知見を活かし、チームの直近の課題解決を支援
  • 資料作成技法や統計学の活用方法など、理論的な内容も同時にレクチャー
  • メンバー個別の目標についても、定期的なミーティングで個別フォロー
    • 直近の担当ビジネスの水準を上げたい
      ⇒ 実務の資料作成、顧客の整理方法、データ整理、アイデア出しまでトータルでサポート
    • 統計学を専門で学び直し、社内で一番、データ分析に強い人材になりたい
      ⇒ 大学理系レベルの統計学の目安となる、統計検定2級取得をゴールとし、基礎的な数学からサポート
  • ミーティング頻度は、週2回計3時間(半年間変わらず)
    • 別途チャットでの質問、個別Web面談も実施

FEEDBACK PJ終了後インタビュー

  1. 生産性向上/データ活用/ビジネス活用のレクチャーについてはいかがでしたか?
    • BIやSQL、統計学まであり、当初はメンバーがついていけるか不安だった
      しかし、自社のデータを使った演習をしていただき、実務イメージができつつ能動的に学べた
  2. 当社からの支援について、他社と異なると感じた個所はございましたか?
    • マーケティング分野は社内でもナレッジがなく、それをデータ活用やリサーチと混ぜて体系的に
      レクチャーしてくれる点が他とは違うと感じた
    • 実際のビジネスシーンを想定した演習も行ってもらい、内容が線でつながった
    • 積極的に意見を伝える練習を随時いれてもらい、メンバーの自発性、主体性も向上した
  3. PJ全体の期間や、毎週のミーティング頻度はいかがでしたか?
    • 半期という長さが、間延びすることなく集中的に詰め込める良い長さであった
    • 毎週木曜日、朝の時間を活用したことで週のメリハリもついたように思う
  4. 本PJの成果を財産に、今後貴社ではどのような活動をされたいと考えますか?
    • 今回の学びを本業でもあるコンテンツの企画にいかしたい
    • 経営陣が経営を判断する際の下支えとなる部隊としたい
    • 学ぶ側から指導する側へシフトし、ゆくゆくは後継を育成したい
  5. 最後に、本PJの責任者様としてご感想をお聞きしても構いませんか?
    • メンバーそれぞれの特性を理解して頂いたうえで、短期間で成長を実感できるプログラム内容に
      カスタマイズして頂き、大変感謝しています
    • 経営陣からの期待も高く、プロジェクトの中盤からは、経営陣からのオーダーに対し
      メンバーが答える機会も増えました
    • 事業部側からも新刊などの企画への参画依頼の声もかかり、今後の成長が楽しみです